この記事では、ストアドプロシージャを実行する方法についてご説明します。
今回はSQL Server Management Studio(SSMS)を使ってストアドプロシージャを実行します。
SQL Server Management Studio(SSMS)とは、SQL Serverを操作するのに便利なDB管理ツールです。
SQL Server Management Studio(SSMS)上でテーブルに対する操作や、ストアドプロシージャの実行など行うことができます。
以下のマイクロソフトのサイトでSQL Server Management Studio(SSMS)を紹介しています。
参考 SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード - SQL Server Management Studio (SSMS)MicrosoftSQL Server Management Studio(SSMS)の入手やインストールについては以下の記事の項目で詳しく説明しています。
「「SQL Server Management Studio(SSMS)」のインストール」
ストアドプロシージャを実行するまでの操作手順
ストアドプロシージャを実行するまでの操作手順は次のとおりです。
【手順1:SQL Server Management Studio(SSMS)上でSQL Serverにログインする】
SQL Server Management Studio(SSMS)上でSQL Serverにログインします。
以下はログイン直後の画面です。
【手順2:ストアドプロシージャの一覧を表示させる】
以下の順に開いてストアドプロシージャの一覧を表示させます。
↓
②実行させたいストアドプロシージャがあるデータベース
↓
③「プログラミング」
↓
④「ストアドプロシージャ」の順にクリックする
【手順3:ストアドプロシージャを実行する】
実行させたいストアドプロシージャを右クリックして「ストアドプロシージャの実行」をクリックします。
【手順4:「プロシージャの実行」画面でOKボタンをクリックする】
「プロシージャの実行」画面でOKボタンをクリックします。
OKボタンをクリックするとストアドプロシージャが実行されるので、完了するまで待ちます。
【手順5:ストアドプロシージャの実行結果が表示される】
ストアドプロシージャの実行が完了すると、ストアドプロシージャの実行結果が表示されます。
以上は、ストアドプロシージャの処理が正常終了した画面です。
Return Valueが0で出力されているのが分かります。
ストアドプロシージャの実行でエラーが出た場合は下のようにエラー内容が表示されます。
動作確認
ストアドプロシージャ実行前
今回は以下のストアドプロシージャを用意しました。
テーブル「tbl_test」のデータを削除するDELETE文を実行するストアドプロシージャです。
テーブル「tbl_test」には下のようにデータが存在しています。
ストアドプロシージャ実行後
ストアドプロシージャを実行すると以下のように正常終了した旨の結果が表示されました。
再度テーブル「tbl_test」を確認してみると、データがすべて削除されていることが分かりました。
以上により、ストアドプロシージャが正常に実行されたことが確認できました。
最後に
この記事では、SQL Server Management Studio(SSMS)を使ってストアドプロシージャを実行する方法についてご説明しました。
ストアドプロシージャを実行したい時は参考にして頂けたら幸いです。
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