【ExcelVBA】行の非表示設定を全解除する(表示する)には

この記事では、行の非表示設定を全解除する(表示する)方法についてご説明します。

【動画】行の非表示設定を全解除する(表示する)実際の動き

本題に入る前に、まずは次の動画をご覧ください。


行のHiddenプロパティにTrueを設定することで非表示の行が解除(表示)されます。

Excelファイルの例

今回は以下のExcelファイルを用意しました。

いくつかの行が非表示設定されています。

マクロを実行すると非表示設定されている行が解除されます。(表示されます)

マクロ作成の流れ

STEP.1
シートの全行のHiddenプロパティにFalseを設定する
シートの全行のHiddenプロパティにFalseを設定します。
HiddenプロパティにFalseを設定すると行の非表示が解除され、Trueを設定すると行が非表示に設定されます。

コードの例

Option Explicit

Sub test()

    Dim ws      As Worksheet        'ワークシート変数
    
    'シート名を取得する
    Set ws = Worksheets("top")

    '非表示の行を全解除する(表示させる)
    ws.Rows.EntireRow.Hidden = False
    
End Sub

注目すべきコード①

最初に見て頂きたいのは11行目です。

    '非表示の行を全解除する(表示させる)
    ws.Rows.EntireRow.Hidden = False

HiddenプロパティにFalseを設定すると行の非表示設定が解除されます。(表示されます)

動作確認

「Excelファイルの例」をご覧ください。

最後に

この記事では、行の非表示設定を全解除する(行を表示する)方法についてご説明しました。

行の非表示設定をすべて解除(行を表示)したいときには本記事を参考にしてみてくださいね。

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