【ExcelVBA】フォームコントロールのプロパティ値の設定を行うには?

本記事は、フォームコントロールのプロパティ値の設定方法についてご説明します。

方法①「コントロールの書式設定」ダイアログで行う

一つ目の方法は「コントロールの書式設定」ダイアログで行います。

「コントロールの書式設定」ダイアログでは、フォームコントロールの高さや幅といったサイズや色などを設定することができます。

方法②「VBAのコード」で行う

二つ目の方法は、VBAのコードで行います。

一つ目の方法で説明した「コントロールの書式設定」には無いプロパティ値の設定を行うにはVBAのコード上で行います。

なお、VBAのコードでフォームコントロールのプロパティの設定や変更を行うには、次のようにコードを記述します。

【例】フォームコントロールのコンボボックス「cbx_sample1」のleftプロパティに、50を設定する

    'フォームコントロールのコンボボックス「cbx_sample1」のleftプロパティに、50を設定する
    Worksheets("sheet1").Shapes("cbx_sample1").Left = 50

このようにプロパティ値を確認することができます。

注目するポイントは、Shapesオブジェクトにフォームコントロールのコンボボックスの名前である「cbx_sample1」を記述しているところです。

Shapesオブジェクトに名前を記述することで、フォームコントロールのプロパティ値の設定ができるようになります。

ちなみに、ご紹介したフォームコントロールのプロパティ値に設定するコードの書き方は、ActiveXコントロールとは異なります。

ActiveXコントロールとフォームコントロールそれぞれのプロパティ値の設定の書き方をそれぞれ覚えておくとよいですね。

【動画】VBAのコードでフォームコントロールのプロパティ値を設定する参考動画

ツイート内の動画では、VBAのコードでフォームコントロールのコンボボックス「cbx_sample1」のleftプロパティに50を設定しています。

最後に

本記事では、フォームコントロールのプロパティ値の設定方法についてご説明しました。

フォームコントロールのプロパティ値の設定は「コントロールの書式設定」ダイアログと「VBAのコード」で行います。

「コントロールの書式設定」ダイアログでは、設定できるプロパティ値の項目が少ないため、VBAのコードでプロパティ値の設定を行う必要が出てくるかと思います。

VBAのコードで行う場合はShapesオブジェクトにフォームコントロール名記述して使う、ということを覚えておいてくださいね。

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