本記事では、Excel関数を使って金種表を作成する方法についてご説明します。
【手順①】紙幣・硬貨の種類を入力する
紙幣・硬貨の種類全てを画像の通りに入力します。
- 10,000円
- 5,000円
- 1,000円
- 500円
- 100円
- 50円
- 10円
- 5円
- 1円
【手順②】金額を入力する
金額を画像の通りに入力します。
【手順③】金額に1万円が何枚存在するのか取得する数式を入力する
金額に1万円が何枚存在するのか取得する数式を入力します。(画像ではセルB2に入力)
入力する数式は次の通りです。
- 金額を10000で割る。
- ①の整数部を取得する。(INT関数を使用)
【手順④】(万を除いた)金額が5000円以上の金額か確認する数式を入力する
(万を除いた)金額が5000円以上の金額か確認する数式を入力します。(画像ではセルC2に入力)
取得する数式は次の通りです。
- 金額から10000で割った時の余りを求める。(MOD関数を使用)
- ①の値を5000で割る。
- ②の値の整数値を取得する。(INT関数を使用)
【手順⑤】手順④の数式をコピーする
手順④の数式をコピーします。
【手順⑥】1,000円から1円の列のセルまで数式を貼り付ける
1000円から1円の列のセルまで数式を貼り付けます。
金種表の完成
ここまでで金額の金種全てを取得することができました。
検証
金額に対して、金種ごとに正しい枚数が取得できたかを検証してみます。
検証した結果は、次の通りです。
-
金額:89,876
・10,000円:8
⇒80,000円
・5,000円:1
・1,000円:4
⇒5,000円と4000円で9,000円
・500円:1
・100円:3
⇒500円と300円で800円
・50円:1
・10円:2
⇒50円と20円で70円
・5円:1
・1円:1
⇒5円と1円で6円
⇒80,000円+9,000円+800円+70円+6円で89,876円
検証の結果、金額に対して金種ごとに必要な枚数が取得できていることが確認できました。
最後に
本記事では、Excel関数を使って金種表を作成する方法についてご説明しました。
ある金額を用意しないといけないときに、必要な千円札は何枚で100円玉は何枚で…と、それぞれ必要なのは枚数なのか知りたい時は金種表を作り使ってみるとよいです。
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