この記事では、デザイナー上の設定だけでAccessのテーブルデータをC#のdataGridViewに表示する方法についてご説明します。
コーディングは行わず、デザイナー上の設定だけででAccessのテーブルデータをC#のdataGridViewに表示します。
なお、コード上でAccessのテーブルデータをC#のdataGridViewに表示する方法は下の記事で紹介していますので、そちらも参照して頂けたら幸いです。
【C#】C#からAccessのテーブルデータをdataGridViewに表示するには手順
【手順1】datagridviewの右上右端にある矢印をクリックする
datagridviewの右上右端にある矢印をクリックします。
【手順2】「データソースの選択」のコンボボックスをクリックする
「データソースの選択」のコンボボックスをクリックします。
【手順3】「プロジェクトデータソースの追加」をクリックする
「プロジェクトデータソースの追加」をクリックします。
【手順4】データソース構成ウィザード画面で「データベース」を選択して「次へ」ボタンをクリックする
データソース構成ウィザード画面で「データベース」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
【手順5】「データセット」を選択して「次へ」ボタンをクリックする
「データセット」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
【手順6】「新しい接続」ボタンをクリックする
「新しい接続」ボタンをクリックします。
【手順7】「接続の追加」画面で「変更」ボタンをクリックする
「接続の追加」画面で「変更」ボタンをクリックします。
【手順8】「データソースの変更」画面でデータソース一覧の中から「Microsoft Access データベース ファイル」を選択して「OK」ボタンをクリックする
「データソースの変更」画面でデータソース一覧の中から「Microsoft Access データベース ファイル」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
【手順9】「接続の追加」画面で「参照」ボタンをクリックする
「接続の追加」画面で「参照」ボタンをクリックします。
【手順10】接続したいAccessのデータベースファイルを選択して「開く」ボタンをクリックする
接続したいAccessのデータベースファイルを選択して「開く」ボタンをクリックします。
【手順11】「接続の追加」画面で、試しにAccessのデータベースと接続できるか確認するため「テスト接続」ボタンをクリックする
「接続の追加」画面で、試しにAccessのデータベースと接続できるか確認するため「テスト接続」ボタンをクリックします。
接続に成功すると以下のメッセージが出力されます。
【手順12】「接続の追加」画面で「OK」ボタンをクリックする
「接続の追加」画面で「OK」ボタンをクリックします。
【手順13】データソース構成ウィザード画面で、【手順10】で選択したAccessのデータベースファイルが表示されていることを確認する
データソース構成ウィザード画面で、【手順10】で選択したAccessのデータベースファイルが表示されていることを確認します。
また、「アプリケーションに保存する接続文字列を表示する」にチェックを付けると、C#からAccessのデータベースに接続するプロバイダの情報が表示されます。
私のPCの環境では、「Microsoft.ACE.OLEDB.12.0」のプロバイダを使います。
【手順14】「次へ」ボタンをクリックする
「次へ」ボタンをクリックします。
なお、C#のプロジェクト内に接続するAccessのデータベースファイルが無い場合は以下のメッセージが表示されます。
「はい」をクリックすると、C#のプロジェクト内に、接続するAccessのデータベースファイルがコピーされます。
【手順15】接続文字列が表示されているのを確認したら、「次へ」ボタンをクリックする
接続文字列が表示されているのを確認したら、「次へ」ボタンをクリックします。
【手順16】取得したいデータが存在するテーブル・フィールドを選択して(チェックを付けて)「完了」ボタンをクリックする
取得したいデータが存在するテーブル・フィールドを選択して(チェックを付けて)「完了」ボタンをクリックします。
【手順17】datagridviewにテーブルのフィールドの列が追加されていることを確認する
datagridviewにテーブルのフィールドの列が追加されていることを確認します。
以上の確認ができたら手順は以上です。
「Microsoft.ACE.OLEDB.12.0」のプロバイダを使う場合の注意点
「Microsoft.ACE.OLEDB.12.0」のプロバイダを使う場合の注意点が1つあります。
その注意点とは、対象プラットフォームが64ビットであるか、または、対象プラットフォームが「Any CPU」の場合にビルドの設定で「32ビットを選ぶ」のチェックを外しておく必要があります。
①対象プラットフォームが64ビット
②対象プラットフォームが「Any CPU」の場合にビルドの設定で「32ビットを選ぶ」のチェックを外しておく
※「プロジェクトの プロパティ の ビルド」で以上の画面が表示されます。
以上の設定せずに「Microsoft.ACE.OLEDB.12.0」のプロバイダを使う場合、32ビットのプロセスで動作するとエラーが発生する場合があります。
もし同じようなエラーが出てしまう場合は、以上の内容を疑ってみてくださいね。
最後に
この記事では、デザイナー上の設定だけでAccessのテーブルデータをC#のdataGridViewに表示する方法についてご説明しました。
AccessのテーブルデータをコーディングなしでC#のdataGridViewに表示したいときは本記事を参考にしてみてくださいね。
なお、コード上でAccessのテーブルデータをC#のdataGridViewに表示したい場合は下の記事を参考にしていたければ幸いです。
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